空芯コイルについて

当社:松阪工場では、コイルの巻線加工をしております。円柱状や角柱状のボビンに銅線を数百~数千回巻付けコイル状にします。単に巻くだけでは巻終りの銅線が解けてしまいますので端末線を長さ数mm程度の金属端子に数回カラゲて半田付けを行い出来上がりとなります。

今までは主にこのようなボビンに銅線を巻くタイプ:いわゆるボビン型コイルを主に生産しておりましたが、空芯コイルと呼ばれるボビンレスのコイルにもチャレンジしています。

空芯コイル① 空芯コイル②

こちらは、名前のとおりボビンがないタイプです。必要により、ワニスなどで完全に固める含浸モールドの対応も行っております。耐電力が大きく、インダクタンスが小さいため、主に高周波用(通信関係)の製品に用いられることが多いようです。

また、空芯コイルは1品番/大量生産というよりは、多品種小ロットのケースが多く、お客様によっては、内製化が難しかったり、外注先での対応ができなくなったりとさまざまな弊害が発生しているそうです。

当社では、さまざまな形状のコイルについて対応可能ですので何かお困りごとがあればぜひお問い合わせください!

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